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ValveLess Doll
バルブレスドール:ラブドール・ラブボディのカスタム、改造
いよいよ(ようやく)上半身を組み立てていく。

●上半身パーツリスト
129_3243.jpg
1. 体幹
2. 首のスポンジ
3. 肩のスポンジ
4. 胸部・左右発泡スチロール
5. 胸部スポンジシート
6. 胸部・センター発泡スチロール
7. スペーサー


●首・肩のスポンジをビニールに接着。
130_3249.jpg


●上記のパーツリストにはないが、首や首筋の隙間を埋めるためにスポンジを入れることにした。
130_3287.jpg

今回、もし発泡ウレタンを使っていたら、上半身では、このわずかな容積だけに使用することになったのだ。


●体幹を入れる。
130_3252.jpg


●首・上部をタッピングビスで固定。ここで頭部取り付け部となるボトル(写真のように切断して使用)とフックを取り付ける。(写真では分かりにくいが、ビスとビスとの間にあるのがフック)
130_3288.jpg


●胸部発泡スチロールとスポンジシートを前面のみ接着。
130_3259.jpg


●胸部・左右の発泡スチロールを挿入。
130_3292.jpg


●センターの発泡スチロールを入れて、ネジ止めする。
・前面
130_3293.jpg

・背面
130_3294.jpg

このタッピングビスは、前面:6 x 70mm、背面:6 x 60mmという太くて長いビスを使っていて、表面のビニールから発泡スチロール、体幹までを固定している。
表面ビニールの中心にあるパーティングラインを傷つけたくないため、ビスは中心線からズラして打ってある。


●サイドもタッピングビスで固定。
130_3295.jpg

こちらは、体幹まで届いていない。

左右の発泡スチロールには、この石膏ボード用アンカーが埋め込んである。
130_3307.jpg


●背中側にスペーサーを入れて胸部の発泡スチロールが動かないようにする。
130_3296.jpg


●上半身のパーツ
129_3243.jpg

1. 体幹
2. 首のスポンジ(3cm厚)
3. 肩のスポンジ(2cm厚)
4. 胸部の発泡スチロール
5. 胸部スポンジシート(5mm厚)
6. 胸部・センターの発泡スチロール
7. スペーサー


大まかな構成は、これまでのバージョンから変わっていないが、今回は、胸部に使っていたシャンプーボトルを使うのをやめた。
73_5038.jpg

バージョン1から使いまわしてきたシャンプーボトルだが、現在では同じものが入手できなくなったことと、これまではシャンプーボトルが上半身の構造体として中心的役割を果たしていたが、今回は体幹となる骨格があるため、使う必要性がなくなったのだ。
また、胸部の形状を整えたかった、というのもある。

そこで、今回は発泡スチロールで胸部の空間を埋めることにした。
129_3253.jpg

大手100円ショップの発泡スチロールブロックを3個(厳密には2.5個)貼り付けて削り出した。
はじめはハ○ズで買った、大きめの一塊りの発泡スチロールから削り出そうとしたのだが、その発泡スチロールは、表面から細かい繊維クズが出るため使うのをやめた。

上面は、“鎖骨”ユニットに干渉しないように、少し複雑な形状になった。
(作業がザツ)
129_3257.jpg


胸部の中心には、これまでと同様に発泡スチロールブロックを使うのだが、今回は体幹を覆うように加工しなければならず、ヒジョーに面倒くさかった。
129_3243_c.jpg
(これまたザツな仕上がりに)


発泡スチロールを削る作業も面倒だったが、その形状を割り出すのにも手間がかかった。
発泡ウレタンの工程をなくすことで作業の簡略化を図るつもりが、かえって面倒なことになっているような。。。


まずは、下半身の骨格。
インナー股関節を除くとバージョン3と同じような構成なのだが、あんな複雑なロック機構はない。
126_3205.jpg
組み立てたら、見事にひと塊りとなり、思っていた以上の強度となった。


こちらは後ろ(背中)側。
この2つの穴は、タッピングネジで表皮のビニールと固定するための下穴。
126_3206.jpg


この下半身で使っている正方形の板は、フィギュアなどをディスプレイするための『飾り台』だ。
バージョン3ではアクリル板を使ったが、今回はインナー股関節を皿タッピングネジで内側から固定する必要があったため、厚みがあり加工がしやすい木製にした。
125_1979.jpg
木製でも、ただの切り出しの板ではなく、加工してある『飾り台』を使ったのはなぜかというと、切断されただけの板では反りや歪みがあるからだ。
その点、この『飾り台』なら、底面も削り出されているため、反りや歪みがない平らな面となっている。


内側、上半身が収まる部分と、固定・回転の軸となるリベットピン。
126_3207.jpg
組み付けで、ちょっと隙間ができてしまった部分もあるが、、、

ものすごく、カッチリ収まる。
126_3208.jpg
この状態では、上半身は動かない。
バージョン3のようなロック機構がなくても、しっかりと固定されている。
この剛性感は、バージョン3以上だ。
かといって、硬いわけではない。“カッチリ”なのだ。


可動の機構は『体幹』でも説明したが、上半身を上に引き上げると前後に動くという単純な仕組みだ。
126_3209.jpg

126_3210a.jpg

カッチリ収まっているため、上半身を引き上げる際に「カコーン!」という非常に小気味いい音がする。
小気味いい音のだが、ちょっと音が大きいかも。。。


骨格の全体像。(仮組み)
126_3212.jpg
人らしくなってきた、、、か?


インナー股関節、すなわち内蔵股関節、または内部股関節、、、なんだそれは?
つまりは、下半身のビニール内に内蔵する股関節である。
125_1975.jpg

しかし、ビニールは人間の皮膚のような伸縮性がない。内部に股関節を作ったとしても、バージョン1のように分割しない限り、大きな可動範囲は期待できない。
・バージョン1の股関節
IMG_1408.jpg

では、分割するか?
分割した場合、その切断面の処理が難しい。
それよりも、miyuの構成をそのまま利用した方が、可動範囲、強度、耐久性ともに確保しやすい。

ということから、本当の股関節は、また別に作る。
このインナー股関節は、そのメインの股関節を使わない場合に、わずかに動いてくれればいいという程度の関節である。(メインの股関節は、使わない場合は固定できるようにする予定)
言ってみれば、サブ股関節だ。
どれくらいの可動範囲があるのかは、下半身ユニットが完成してみないと分からないが、それぞれ5度くらい動いてくれれば良しとみている。
125_1977.jpg
(おそらく、こんなにも動かない)


部品構成。
125_1973.jpg
ここでも、リベットピンを使用。


このインナー股関節は、体幹の下半身側に固定する。
タッピングビスだけでも結構な強度になったのだが、ここは、さらなる強度を考慮して、芯棒(長ネジ)を一本通した。
125_1979.jpg


124_1968.jpg
タイトルを『鎖骨』としているが、鎖骨そのものということではなく、肩関節の可動の一つで、位置が鎖骨に近いということから、工程上での識別のために『鎖骨』としている。

当ブログとしては、ラブドールの関節は人間の関節をそのまま再現するのではなく、ラブドールの機能として必要な関節を、最適な方法で動かそうという方針だ。

そういうことから、これまで肩関節に関しては、肩を“回す”動きのみを作ってきたのだが、コスチュームを着せる時に、肩を“すぼめる”動きがあれば、もっと着せやすくなるのでは?と思い、四号機では、その機構を加えることにした。

仕組み自体は、写真を見てもらえば分かるように単純だ。


●パーツ
124_1965.jpg
今回、回転の軸としてリベットピン(ロットピン)を使うことにした。
ネジ・ボルトなら太さも長さも種類が豊富なのだが、一度組み込んでしまうと修理が面倒、または不可能になる可能性がある箇所のため、なるべくメンテナンスフリーにしたい。
ネジ・ボルトを可動部の軸として使うと、動かしているうちにナットが緩んでくる可能性がある。
もちろん、ダブルナットや緩みどめナットという手段もあるのだが、リベットピンを割ピンで止めた方が抜ける可能性が低いのではと考えたのだが、、、どうなることやら。

リベットピンは、長さの調整ができないため、ワッシャーとアルミパイプを切断してスペーサーにした。(まだ仮組み)
124_1969.jpg


トップの写真で、正面から見ると体幹に対して直角に取り付けられていないことが分かってもらえるだろうか?
若干、下がり気味になっていて、設計上では5度下げている。
なぜ角度をつけたかというと、腕を取り付けた時に、女子らしいプロポーションになるようにするためなのだ。
直角に取り付ければ作業は簡単だったのだが、これまでの失敗から、全体を俯瞰して設計したためにこうなった。
おかげで、5度の角度になるように穴を掘るという、余計な手間がかかってしまったが。
124_1966.jpg


関節の可動の緩み止めとして、てリベットピンにはビニールチューブを巻いてあるが、もう一つ対策を施してある。
124_1970.jpg
塩ビパイプにネジが3っつねじ込んであるのは、その対策の一環で、パイプの中に半円形の木材を固定してあるのだが、そこは、またの機会に説明することにする。


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